パン教室の一日~どんな仕事をしているの?

目次

パン教室を開業する際に、一日の流れを知りたいという方は少なくないのですが、パン教室にパートやアルバイトで勤めてみても、調理の補助として雇われるぐらいで、他の仕事については知ることが出来ないケースも多いです。

そこでこちらでは、パン教室の一日が、どのように始まって、どのように終わるのかということについて詳しく紹介していきます。

1)パン教室を開催する場合の一日の流れについて

パン教室を開催する場合の、一日の流れというのは、簡単に言えば、朝起きてから夜寝るまでに行われる全ての出来事ということになります。

中には、数日前から準備をしなければならないということもありますが、こちらでは大まかな一日の流れについて紹介します。

1授業前には準備をする

パン教室を開催する場合は、当然のことながら授業の前に準備をしなければいけません。

一言に準備と言っても、様々なことが必要となっていて、主に下記の事柄についてチェックしなければいけません。

  • 生徒は何人なのか?
  • 何を作るのか?
  • どれくらいの時間が掛かるのか?
  • 作るための機材は揃っているのか?
  • 作った後のパンは、どのように処理するのか?

これらのことを、授業が始まる前に考えることになります。

一般的にパン教室を開催する場合は、完全予約制となっていることが多いために、用意しなければならない材料や機材についても、予測することが可能です。

レシピを配るのなら、レシピを作成しなければいけませんし、作るパンによって掛かる時間が異なるのなら、それに合わせて授業時間を変えるという対応も大切です。

2授業の時間は90分~180分が多い

パン教室の授業が始まれば、パンづくりをするということになります。

パンづくりに必要な時間というのは、作るパンの種類によって異なりますが、おおよそ90分~180分ほどの時間で完了します。

作り終わった後は、試食をしたり感想を言い合ったり、作る上で失敗しやすいポイントについてレクチャーしたりします。

3授業の後は片付けをする

授業が終わった後は、片付けをすることになりますが、パン教室によって生徒と一緒に片付けをする教室もあれば、講師が片付けるという教室もあります。

そのため、片付けに関しては自分でしても構いませんし、生徒と一緒に片付けるというのも良いでしょう。

4一日の最後は帳簿管理をして終了

片付けが完了すると、パン教室としての一日は完了しますが、パン教室を運営する側としては、まだまだ完了しません。

本日のパン教室を開催することによって掛かった経費や、授業料として得た収入を帳簿に記録することによって、一日が終了することになります。

この際に、参加した生徒の特徴なども記載しておくことによって、次回以降の授業に活かすことが出来るために、出来る限り細かく記録を残すようにして下さい。

注意点としては、帳簿を管理する際に、個人情報を細かく記録する場合は、個人情報保護法によって定められている管理基準を満たす必要がありますので、その辺りのことも勉強するようにして下さい。

2まとめ

いかがだったでしょうか?

生徒として参加するパン教室と、運営者として参加するパン教室では、天と地ほどの違いがあるのが、良く分かったと思われます。

パン教室を運営することを考えている人が陥ってしまいがちな間違いとして、パンを上手く作ることを目的としてしまうことです。

パン教室の運営者は、パンを上手く作る方法を伝授することが目的となりますので、本人がパンを上手く作ることを目的にしてはいけないということになります。

その点に気を付けてパン教室を開業するようにして下さい。