美味しいあんこをお届けするために茜丸はこだわり続けます

味が良く高品質な小豆を使用しています

えりも種を中心に、品質の良い小豆を国内外から選別して取り扱っています。 茜丸の小豆選びのポイントは「味の良さ」「低農薬である」「安定した収穫量である」「えりも種である※」といったこの4つです。茜丸では、産地だけでなく、品種や等級などひとつひとつ厳選された小豆を使用し、最高級のあんをお届けできるよう頑張っています。

※茜丸で使用している小豆の全てが「えりも種」ではございません。

安全面でも安心

茜丸で使用する豆類は、できるだけ低農薬で健康な豆を使用します。
全ての豆について残留農薬の検査証を取得しています。
また異物の混入を防ぐ14段階もの厳格な選別工程(選別工程へのリンク)を経た豆です。
すべてのロットについて、残留農薬テストを実施。検査を通過した豆のみ使用しています。
また、品質管理室の担当者がすべてのロットについて社内の検査所で菌検査を実施。
さらに金属探知機を設置し金属の混入を防ぐなど、万全の体制を築いております。

茜丸で使用している小豆の産地・品種のご紹介

大納言小豆(産地:北海道)

大納言小豆
大納言は糖分が多いため味がしっかりしていて、ルビーのようなきれいな光沢をしています。
見た目にも大きくて色がきれい、その上味までしっかりしているので、高級ブランド化されるのも当然のことかもしれません。
とても高価な豆で普通小豆の倍近くのコストがかかりますので、形がのこる「大納言かのこ」に使用しています。

えりも種小豆(産地:北海道)

えりも種小豆
あんこの定番、あずきあんに使用する小豆です。近年では早生種の「みやび種」や「しゅまり種」の作付が増えてきましたが、茜丸では「えりも種」にこだわっています。
早生種の品種が早く育つことの引換に、味わいのコクがやや弱いのに対して、えりも種は時間をかけてじっくりと生育するためコクと風味が豊かです。

えりも種小豆(産地:カナダ)

えりも種小豆
品質に優れた、北米産のえりも種小豆です。あずきは病害虫に弱いため、農薬の散布が多いとされますが、北米のあずき生産地は冷涼な気候のために年二回までの散布となっています。
皮が柔らかく、上品な味わいで低糖度のつぶあんに最適です。

天津小豆(産地:中国)

天津小豆
ローコストのあんというニーズにお応えして製造する場合は、天津小豆を使用します。
天津小豆は中国産小豆としては最高品質で、国内の選別工場を経て弊社の自社工場で製造しているので安心安全。えりも種と比較して、やや色が濃く渋が強い傾向にありますので、渋きりをしっかりと行っています。

丹波種黒豆(産地:岡山県)

丹波種黒豆
当店の『丹波黒大豆』は日本最大の丹波黒豆の生産地、岡山で栽培された『丹波黒大豆』です。
煮豆としてお使いいただくのに納得の大きさの2Lサイズをご用意しています。
通常販売されている丹波黒豆とは、比較にならないほどの飛び切りの大粒で、茜丸では「丹波篠山かのこ」に使用しています。

黒豆(産地:北海道)

黒豆
「光黒(ひかりくろ)」という黒豆をご存知ですか?この黒豆は北海道で栽培されている黒豆です。
黒豆の表面がピカピカと光沢があり、丹波種とは違い見た目にも綺麗な黒豆です。
茜丸では、「黒丸かのこ」や「黒丸どらやき」に使用されています。

白小豆(産地:オーストラリア)

白小豆
普通小豆は赤い色をしておりますが、この白小豆は白い色(黄白色)をしております。
白餡の原料には「手亡」をよく用いますが、こだわりの和菓子屋さんなどでは、この白小豆を使って白餡を作ったりします。
手亡の白餡はあっさり、さっぱりしているのに対して、小豆の風味がしっかりと感じられ、尚且つ白いあんこに仕上がります。

白手亡豆しろてぼう(産地:カナダ)

白手亡豆しろてぼう
手亡は種皮の色の白さから大福豆などとともに白いんげんとも呼ばれます。
当初は、「新白(しんじろ)」と呼ばれていましたが、半蔓性であるため支柱にする手竹(てだけ)がいらないことから、「手亡」の名が付いたとされています。
白色が美しくて粒が大きく、アン粒子は細かく風味豊かで滑らかな食感が特徴です。

えんどう豆(産地:カナダ)

えんどう豆
いわゆるグリーンピースですが、茜丸では「五色どらやき」に使用しています。
えんどう豆はβカロテンやビタミンCが豊富です。βカロテンは細胞の老化予防、ビタミンCは美肌・美白効果が期待され、βカロテンとの相乗効果で免疫力もアップします。
また見た目にも美しい緑色で、目を引きます。

虎豆 (産地:カナダ)

虎豆
「豆の王様」と呼ばれる虎豆は小豆のように豆自体がホクホクしており、サイズは大粒で食べ応えがあります。
最大の特徴である豆の風味ですが、甘煮を食べた後に感じることがある後味の重さがなく、非常にすっきりとしています。
「豆自体の甘さ」と「後味の良さ」この2つが虎豆の美味しさの秘密と言えます。

大正金時豆(産地:カナダ)

大正金時豆
金時豆は、いんげん豆の代表的な種類で、北海道で栽培されているいんげん豆のうち金時豆が約7割を占めています。
金時豆には「大正金時」と「福勝」という品種がありますが、味が美味しいと全国的に有名になったのが大正金時で、赤紫色が鮮やかなことから赤いんげんとも呼ばれています。

こだわりの製造方法

工場長より

工場長

あんこの主原料である小豆は農作物ですので、ロットごとに吸水率などの状態が違ってきます。
そのため、少しずつ煮る時間の調整などを行う必要があることが苦労と言えば苦労ですが、そこの部分こそ長年の職人技が生かせる工程なので、自分の感覚を研ぎ澄ませ心を込めて製造いたしております。

伝統の製造方法

あんこにこだわり続けて70年。これまでの歴史で培われてきた伝統の製造方法をご紹介します。

つぶあんの製造方法

つぶあんの製造方法

こしあんの製造方法

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