小豆と相性が良い食べ物

小豆と相性が良い食べ物

小豆には、必須アミノ酸がバランスよく含まれており、ビタミンやミネラル、植物繊維やポリフェノールも豊富といった万能食品です。

小豆はスイーツを始め、和食にも洋食にもあう食材ですが、小豆と相性の良い組み合わせを考えて毎日の食事に取り入れましょう。

☆スイーツ系

小豆に含まれるタンニンには、渋味やエグ味がありますが、それが苦手な人はアイスクリームやミルクなどと組み合わせると、美味しく食べることができます。

しかし、誰もが小豆をスイーツに使う時に甘くしてはダイエットに不向きだし、血糖値が気になるなどと思っていることでしょう。

ですが、小豆のポリフェノールには血糖値の上昇を抑える効果があるので、あんこを小豆アイスや小豆パイ、小豆入り蒸しパンなどにして食べると、むしろダイエット食になります。

小豆は、カロリーが低いのであんこにしても安心して食べることができます。

☆和食系

小豆に含まれるリシンがお米には不足しているので、赤飯や小豆粥などにして米やもち米と一緒に小豆をとるのは、とて理にかなった食べ方です。

昔の日本の人は肉類をあまり食べていなかったため、豆類がたんぱく源でした。

小豆は体を温めて血の巡りを良くするので、寒い季節には定期的に食べたい食材です。

最近では蒸した状態で真空パックになった大豆、黒豆、ひよこ豆やいんげん豆などのミックス豆があるので、煮小豆とともに[五食かき揚]にすると美味しくいただけます。

☆洋食系

煮小豆を洋食に用いるとしたら、トマトとの組み合わせが意外と相性が良く、理想的な組み合わせです。

トマトは小豆に含まれないベータカロテンやリコピン、ビタミンCを豊富に含むのでバジルなどを入れてスープ仕立てにするとバランスの良い栄養食になります。

また、インドの豆カレーのように、レンズマメの代わりに小豆を入れて煮込んだカレーも、目先が変わって食が進みます。

その他、ハンバーグやコロッケに加えても美味しくいただけます。

小豆を煮るのは思ったより簡単です。

大豆やいんげん豆などは一晩水につけて戻しておかないといけませんが、小豆は直焚きで大丈夫です。

わざわざ一晩水につける必要もなく、フライパンで2分ほど乾煎りし、小豆を鍋に移して水を加えて強火にかけ、沸騰したら弱火にして好みのかたさに煮ます。

この状態で冷凍保存できるので、いつでもあんこにしたり料理に使うことができます。

小豆を自分で煮るのは面倒と思いがちですが、一度チャレンジすると簡単に作れるので、美容と健康のためにも一度、試してみる価値があるでしょう。